【修了考査】倫理の対策・勉強内容

【修了考査】倫理の対策・勉強内容

こんにちは、カリタです!

前回の監査に引き続き、科目別についてまとめていきたいと思います。

この記事は倫理についてです。

過去問の感想

職業倫理の試験範囲からは想像できないインサイダー取引の出題があったが、補習所のテキストを調べてみたところ関連する記載があったため、補習所のテキストの重要性を感じた。

出題される問題数は少ないものの、規定や指針から、

  • 定義など、正確に回答できないと差が出る問題
  • 答えが決まっている問題

が多く出題されるため、勉強に漏れがあると足きりリスクが高い。

答練回数も1回と予備校が山を張り切れないのではないかと思った。

基本的な勉強方針

過去問の感想を受けた基本的な勉強方針は、下記の通りです。

  • 答練に依拠しない
  • 定義問題、答えの決まっている問題については完全に暗記する
  • 補習所のテキストをよく読む

勉強内容

7月から9月

短期記憶で勝負するため、本格的な勉強は10月頃からスタートすることにした。

7月から9月は、10月頃から勉強するための下準備として、

  • 過去問から、倫理規則・指針の出題箇所をマーク。
  • 補習所のテキストの倫理規則等以外(金取法やインサイダー取引等)を探した。

10月頃から直前

  • 倫理規則・指針の出題箇所を一言一句暗記した。
  • 補習所のテキストの倫理規則等以外(金取法やインサイダー取引等)を繰り返し見た。
  • 答練については、取り敢えず眺めた程度。

修了考査の手ごたえと成績

ほぼ問題なく、試験内容は非常に簡単に感じた。

結果はAだった。

反省

2021年職業倫理では重箱の隅の問題が出題されず暗記がそこまで不要であったことから、学生時代の貯金だけでも合格できる人も多そうな印象を受けた。

従来の問題形式からガラッと変わった印象を受けた。今後もこの方針が続くのであれば、職業倫理の対策はそこまで不要になるのではないかと思った。

合格率低い年の修了考査は職業倫理において重箱の隅からの出題が多く、おそらく、近年、職業倫理の足きりが全体的な合格率にかなり影響を及ぼしているのではないかとも思った。

予備校の答練はあてにならず、自分ですべて対策しようとすると膨大な範囲になるため、今年職業倫理対策をせずに修了考査に合格した人と、そうでない人との間に修了考査の難易度に関する捉え方は少し変わると思う。(特に、監査法人勤務者にとっては、監査と職業倫理の2科目の勉強がそこまで不要であったため。)

正直、私にとっては職業倫理が、修了考査の中で一番神経を使って勉強し科目であったため費用対効果があっていなかった。とは言え、従来の重箱の隅問題・暗記偏重問題が出た場合に足きりにならない可能性もないとは言えないため間違っていたか否かは難しいところ。

いずれにしても今後の方針がはっきりするまで2022年以後暫くは、足きり回避のため暗記偏重問題・重箱の隅問題の対策も必要だと感じている。

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