【会計士】修了考査の合格体験記

【会計士】修了考査の合格体験記

こんにちは、カリタです!

先日受験した修了考査に無事合格出来ました!

  • 優秀な成績で合格
  • 短時間時間で合格

ではない平凡的な合格体験記です。

等身大の内容として、今後受験される方に向けてご参考までに記事にまとめたいと思います。

ご参考までに私の経歴を、

  • 会計士試験(論文)に合格したのは20歳
  • 修了考査に合格したのは32歳

と干支をコンプリートしています。

リーマン後の監査法人就職難を経験し早々に海外に出てしまったため、補習所の単位が中々取れず(そもそも日本国会計士を半ばあきらめていた)修了考査を受けるまでに時間がかかりました。

時間がかかった結果、会計士試験受験時代と比べて

  • 会計 ⇒ セグメント会計導入前(?)、連結は少数株主持分
  • 監査 ⇒ アサーションではなく監査要点、そもそも監査法人勤務経験なし
  • 税務 ⇒ 日本にいた頃の消費税は5%
  • トイレ ⇒ 我慢できない(試験時間中に結構行っている人もいるので安心してください)

等々、この機会に改めて再度勉強をし直しました。

この記事では、

  • 修了考査の概要
  • 何から始めたらいいのか

についてまとめました。

そして、次の記事で、全般的な修了考査の対策・勉強内容について、

各科目別の

  • 過去問の感想
  • 基本的な勉強方針
  • 勉強内容
  • 手ごたえと成績
  • 反省

については、

上記の記事にまとめました。

修了考査とは

合格率

修了考査の合格率推移は下記の通りです。

年度受験者数
(名)
合格者数
(名)
対受験者数合格率
(%)
20161,6491,14769.6
20171,5361,06569.3
20181,49583856.1
20191,74985448.8
20201,93695949.5
20212,1741,40464.6
修了考査の合格率

2017年以前の修了考査は、直前の試験休みに対策すれば間に合うと言っている人も多く、その時代の人は、今でもその感覚で物事を話す人が多いと思います。

ただ、従来の70%前後であった対受験者合格率は、2018年に56.1%まで下落し、2019年には50%を切った結果、2019年・2020年はついに落ちている人の方が多い試験になりました。そのため、どんな人落ちるか?よりもどんな人が受かるか?に意識が変わってきている気もします。

2018年から2020年までの合格率を見るのであれば、前年度から引き続き勉強を積み上げてきている人がいる中での50%前後の合格率であるため、初回で突破するためにはもう一度論文式試験を受験するレベルの気持ちが必要だと言えます。

2021年には合格率が64.6%まで回復し今後の合格率の推移が気になりますが、従来の直前の試験休みに対策すれば間に合うという話しにすがるのは辞めた方が良さそうです。

配点・採点

科目試験時間配点
会計3時間300点
監査3時間300点
3時間300点
経営2時間200点
法規及び職業倫理1時間100点

例年12月中旬に、2日間にわたって実施される計5科目、合計12時間の試験です。

  • A:70%以上
  • B:60%以上-70%未満
  • C:50%以上-60%未満
  • D:40%以上-50%未満
  • E:40%未満

で採点され、総合でB判定で合格、但し各科目E判定で足きりになります。

各科目D以下を取らないことが重要です。

何から始めたらいいのか

修了考査対策として、先ず何から始めたらいいのかというと、それは予備校に申し込むことです。

修了考査は結局のところ、予備校の答練の練度をいかに上げられるかの勝負になってくるためです。

私自身予備校と言えば昔から知名度のあるTACと大原しか頭に無かったため、両者しか見ていませんでしたが、だいたい

  • 講義と答練のセットで20万円前後
  • 答練のみで7万円前後

の価格帯でした。

講義を全部聞く時間が無かったため(そもそもお小遣いの範囲内で20万円が出せない)、答練のみで比較することにしました。

金額はあまり変わらないため、悩んだポイントは下記の通りです。

  • TACは多くの受験生が受講している
  • 大原の答練パックには修了考査の解答説付過去問がついて来る

一般的に修了考査は相対評価と言われているため、他の受験生が解ける問題を確実に解くことが鉄則と言われていると思います。そのため、多くの受験生が受講しているTACの答練を解くと言うことは非常に価値のあることだと思います。

一方で、近年の合格率をみると、絶対評価的側面もあるのではないかと個人的には思うようになってきました。そのため、答練のみに頼ることなく、修了考査において求められる実力自体を付ける必要があるのではないと思い、過去問の分析の必要性を感じる様になってきました。

両者を比較した結果、そもそも私自身に会計士試験時代のアドバンテージがなく監査法人勤務でもないため、人と同じことをやると相対的に低い状態からのスタートになると言うこともあり、過去問の分析の方を重視し、私は大原を選択しました。

補足

ちなみに、過去問は修了考査のホームページに公表されているため、大原に申し込まなくても見ることができます。

但し、解答と解説は公表されていないため、解答と解説を見るのであれば予備校等から入手する必要があります。

そもそも過去問の解答と解説を入手した方が良いか悩んでいるのであれば、先ずは修了考査のホームページから過去問を見てから決めても良いと思います。

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