【会計士】修了考査の対策・勉強内容

こんにちは、カリタです!

前回に引き続き修了考査に関して、全般的な対策・勉強内容について書いていきたいと思います。

各科目別の

  • 過去問の感想
  • 基本的な勉強方針
  • 勉強内容
  • 手ごたえと成績
  • 反省

については、

上記の記事にまとめました。

いつから勉強を始めるべきか?

データの少ない体感ですが、近年の傾向では、

  • 凄く早い人でJ2から
  • 結構早い人で4月から
  • 多くの人が7月から
  • 遅い人で10月から

と印象を受けています。私は7月から始めました。

勉強内容

目標

修了考査に向けた目標として、

  • 試験直前に有給休暇が取れないため早め早めに勉強を始める
  • 上位合格は狙わない
  • A評価をとるよりも平均してB評価を取れるようにする(最低限の勉強をひたすら繰り返す)

上記を意識しました。

勉強時間

おおよその勉強時間は平日・休日ともに一日2時間(多い日で4時間)程度。

12月の休日は勉強に集中しました。試験休暇はありません。

7月から9月

7月初旬から勉強を開始しました。

7月頃に大原で答練を申し込みましたが、答練は申し込んですぐに全て送られてくるわけではなく、9月頃から順次送られてきます。

過去問の解答と解説については、答練に先立って送られてきました。(直近の過去問のみ後日)

海外に住んでいたこともあり、日本の住所に答練を送ってもらい、日本から転送していたため答練に取り掛かれたのは10月頃からです。

7月から9月は、主に、修了考査のホームページと大原の過去問を分析し、直前期にどのように勉強を進めていくかを固めました。

その際に、

  • 会計・税の計算問題
  • 経営(ITを除く)
  • 職業倫理

については、過去問を解けるようにしました。

但し、税務の過去問については税率等が変更されていることが多い為、詳細には入らず普遍的な部分のみ

  • 法人税・消費税・所得税の計算構造
  • 消費税の課税非課税の判断

等にとどめました。

10月

10月頃から答練を開始しました。(答練を解く際には、時間がないため記述はポイント・キーワードをメモする程度。)

10月は、完全に抜けている知識の土台を修復することを目的に、

9月27日(月)から10月17日(日)までの三週間で、届いた答練を

  • 全問解くこと
  • 全問見直し(基準・原文等をあわせて確認)
  • 間違えた箇所を問題用紙にマーク

しました。

10月18日(月)から10月31日(日)までの二週間で、

  • 間違えた箇所のみ解き
  • 解いた問題の見直し(基準・原文等をあわせて確認)

をしました。

11月

11月1日から11月21日までの三週間は、記憶に定着させることを目的に、

1週目、全問解くこと(解きっぱなし)(記述はポイント・キーワードをメモする程度。)

2から3週目、マル付けと復習(基準・原文等をあわせて確認)

しました。

11月後半から前日

11月22日から11月28日までの一週間は、今までの学習で漏れがないかを確認することを目的に、全問解き直しました。(記述はポイント・キーワードをメモする程度。)

だいたいこの辺りで合格までに必要な知識は詰め込まれていたと思います。

11月29日から前日までは上位合格は狙わず、できるだけ確実に合格できるようにするため、今まで勉強したことをひたすら維持・定着することを目的に、約三週間で三回転総復習(基準・原文等をあわせて確認)しました。

また、保険として、余力がある日は、職業倫理や税務などの足きりの怖い科目の補習所のテキストの読み込みをしていました。

修了考査の結果

結果、修了考査の成績は下記の通りです。

修了考査の成績表
令和3年度修了考査の成績表
総合会計監査経営倫理
結果BACBCA

経営Cは意外でしたが、その他は手ごたえ通りと言った印象でした。

教材について

実際に使用した教材は下記の通りです。

  • 大原の答練
  • 過去問(修了考査のホームページ+大原の解答と解説)
  • 補習所のテキスト(監査、経営、倫理と税務を少し)
  • EYのホームページ(企業会計ナビ
  • PWCのホームページ(これだけは知っておきたい!IFRS Q&A
  • 監査基準委員会報告書(日本公認会計士協会のホームページ)
  • 国税庁のホームページ(国税庁

講義の必要性は感じませんでしたが、Twitterを見ていると、経営・ITに関してはCPAの講義が良かったと目にしました。

私自身経営の成績が悪かったこともあり、仮に2021年に落ちていたのであれば、2022年に講義を受けることも再検討したと思います。

なお、前年の2020年に合格した友人は、TACと大原の答練を両方申し込んだと言っていました。

  • 問題数こなせるから問題に慣れる
  • 似たような問題が出たときに有利

で片方のみを受けた人よりはアドバンテージがあると言っていました。

答練の採点・会場受験については、私自身海外に住んでいたため、採点・会場で受けると言う選択肢がありませんでしたが、

  • 理論については第三者の意見が重要であり
  • 体力勝負の試験慣れも出来るため、

できることであれば採点・会場受験はおすすめです。

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