【簿記1級】総合原価計算 Vol.2 総合原価計算の種類

こんにちは、カリタです!

前回に引き続き総合原価計算について解説していきます。

この記事では、

  • 総合原価計算の種類
    1. 単純総合原価計算
    2. 等級別総合原価計算
    3. 組別総合原価計算

について解説します。

総合原価計算の種類

原価計算基準によると、

製品別計算、

経営における生産形態の種類別に対応

して、次のような類型に区分することができるとされています。

  1. 単純総合原価計算
  2. 等級別総合原価計算
  3. 組別総合原価計算
  4. 個別原価計算

つまり、総合原価計算には、

  1. 単純総合原価計算
  2. 等級別総合原価計算
  3. 組別総合原価計算

の3種類があります。

下記、個別に解説していきます。

単純総合原価計算

単純総合原価計算とは、

同種製品を反復連続的に生産する生産形態に適用する製品別計算

です。つまり、

同じものをたくさん作る場合に適した原価計算方法

と言えます。

単純総合原価計算の計算方法は、

  • 当期製造費用
  • 期首仕掛品原価

の合計額を、

  • 完成品
  • 期末仕掛品

とに分割計算することにより、完成品総合原価を計算します。

そして、完成品総合原価を製品単位に均分することにより、単位原価を計算します。

詳しくは下記の記事で解説しています。

詳しくはこちら

等級別総合原価計算

等級別総合原価計算とは、

同一工程において、同種製品を連続生産するが、その製品を形状、大きさ、品位等によって等級に区別する場合に適用する製品別計算

です。

簡単に説明すると、

ごはんの並と大盛り

の様なものです。

例えば、同じ釜のごはんを

  • ごはん並:200g
  • ごはん大盛:300g

として提供すると仮定します。

上記の場合、ごはん大盛は、

ごはん並の1.5倍の量

であるため、

完成品を1.5倍多く使って製品を完成させている

ことなります。

この場合、

一度ごはん全体の完成品原価を計算

し、ごはん全体の完成品原価を

  • ごはん並
  • ごはん大盛

それぞれで使った

ごはんのグラム数を基準に按分

することにより、それぞれの完成品原価を計算します。

組別総合原価計算

組別総合原価計算とは、

異種製品を組別に連続生産する生産形態に適用する製品別計算

です。

同じオーブンで別々に焼くマカロンとクッキーの様なイメージです。

  • 直接材料費
  • 加工費

  • マカロン
  • クッキー

別に集計後、それぞれ単純総合原価計算を行います。

最後に

  • 等級別総合原価計算
  • 組別総合原価計算

に関しては、

それ自体を長々と問われる可能性は低い

ため、考え方をおさえておくことが大切です。

ある程度イメージをつかめたら過去問や問題集を一巡

程度、おさえておくことで取り急ぎの対策としては十分だと思います。

次の記事で解説する工程別総合原価計算の方が重要度は高いです。

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