こんにちは、カリタです!
私自身、20代前半で海外就職をしているため、当時の自分と同じぐらいの年齢で海外就職を検討して人に向けて、実体験をもとに、
- 新卒・第二新卒で海外就職をした場合に応募できる求人の仕事内容
- 海外就職がおすすめできない理由
についてまとめました。
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新卒・第二新卒者が応募できる求人は?
新卒・第二新卒で海外就職を検討する場合、ネックとなるのが社会人経験に関してです。
海外での働き方には、
- 駐在
- 現地採用
があります。
駐在の場合、管理職が前提となるため、新卒・第二新卒でいきなり駐在として働くことは現実的ではありません。駐在が目指せる会社に就職して、将来的に海外就職を目指す方が現実的です。
となると、新卒・第二新卒で海外就職を検討する場合、現地採用での就職が前提となります。
社会人経験・語学力ともに無い場合
社会人経験・語学力無く、海外就職する場合には、
- 日本人向けのコールセンター
- 日本人向けのツアーコーディネーター
- 日本人向けの飲食店
等の求人がほとんどです。
顧客はすべて日本人であるため、日本で働くのと同じ仕事を海外でして、生活の拠点のみ海外に移すような働き方です。
語学力がある場合
語学力があれば、
- 社内文章の翻訳や社内の通訳
- 駐在員の秘書的な事務職
- 日系企業向けの営業職
等が視野に入ってくると思います。
新卒・第二新卒者に海外就職をおすすめできない3つの理由
仕事を選ばなければ海外で働くことは可能だと思います。
しかし、私は新卒・第二新卒者の海外就職をおすすめしません。理由は3つあります。
理由① 給料が低い
社会人経験なく海外就職する場合、
- 海外でバリバリ活躍できる
- 海外は実力主義だから正当な評価がされる
といった幻想は早々に捨て、日本で働くよりは給料は少ないと覚悟しておいた方が良いです。
そもそも、新卒・第二新卒に企業が求めているのはポテンシャルのみで実力は求められておらず、そもそも、実績がないため採用の段階で企業から実力が測れません。
日本で活躍できていない人が海外で活躍できると言うのは、きついことを言いますが妄想でしかないと思います。
例えば、日本人を対象としたコールセンターなどの事業を、わざわざ海外で立ち上げて、日本人を採用する企業のメリットとは何か?を考えてみると、日本人を日本で採用するよりも、日本人を海外で採用した方が最低賃金が低いからと言う理由に突き当たります。
理由② 生活費が高い
海外生活は物価が安いから給料が安くても大丈夫でしょ?と思う方もいると思います。
海外は物価が安いため、給料が低くても生活に余裕があるよ。と勧誘をする企業が多いのも事実ですが、これらは日常の飲食費等に限った話しです。
発展途上国は、日本ほど年金や医療の制度が整っておらず、日本と同レベルの年金・医療保障を求めようとすると海外で生活する方が高くなるケースがほとんどです。
日本の年金(国民年金や厚生年金)は漠然とした不安から、将来的にもらえないと言う人も多いですが、
- 終身で受け取れる老齢基礎年金
- 病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に現役世代でも受け取ることができる障害年金
- 遺族が受けることができる遺族年金
上記の3つをカバーしている年金制度、そして、
- 原則、3割負担で済む医療費
- 無料で来てくれる救急車
- 一定の上限額を超えた場合にその超えた金額を支給してくれる高額療養費制度
国民健康保険等の素晴らしさは、日本に住んでいると実感はないかもしれませんが、海外に出ると身に染みてわかります。
若いため病気にならないから大丈夫と思っていても、例えば、深夜路上で強盗にナイフ切り付けられ、緊急治療室に運ばれた結果、治療費が500万円近くかかるなんて実話は山ほどあります。
理由③ 帰国後の転職で不利になるケースがある
海外での社会人経験しかないと、日本のビジネスマナーが身についているか否かがわかりません。
海外就職経験のみであると、日本で転職する際に海外での社会人経験は日本での社会人経験とカウントされないケースが多いです。
反対に、日本での社会人経験があると、海外就職の経験はプラスとして評価されます。
今後のキャリアを考えるのであれば、社会人としての基礎力・日本のビジネスマナーが身に着いたと思われるまでは、海外就職をしない方が良いです。
新卒・第二新卒者の武器ってなに?
新卒・第二新卒者の武器は、実力やスキルではありません。
新卒・第二新卒者の武器は、新卒・第二新卒であること、つまり、ポテンシャルです。
そして、ポテンシャルを一番評価してくれるのは、やはり終身雇用制のある日本です。(海外就職の場合、終身雇用を前提としていないため社会人経験の乏しい人としての評価を受けてしまう)
そのため、新卒・第二新卒者がいきなり海外就職をすることは、新卒・第二新卒者カードを有効に活用できないため、おすすめできません。
先ずは、もっとも新卒・第二新卒者を評価してくれる日本で就職することをおすすめします。
人生は長いため、先ずは、日本で社会人経験を積み、実力をつけ、そこから海外に出た方が合理的だと思います。
新卒・第二新卒者カードの有効な使い方
最も、新卒・第二新卒者というカードを有効に使うためには、新卒・第二新卒者を対象としている転職エージェントサービスに登録することです。
転職エージェントサービスでは、完全無料でサポートしてくれます。
どのようにして商売が成り立っているのかというと、それは求職者を採用した企業から求職者の年収のおよそ3割程度を紹介手数料としてもらうためです。
つまり、人材紹介会社は求職者をサポートして高い給料で就職してもらった方がお得ということです。また、入社してすぐ退職されても困るため入社後のサポートをしてくれる会社もあります。
そのため、仕事を探す際に、人材紹介会社を使わない手はありません。
最後に
転職エージェントサービスは専門的なサービスであるため、会社によってターゲットが異なります。
新卒・第二新卒者を対象とした転職エージェントサービスは下記の通りです。
転職エージェント
20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】
◆ターゲットユーザー◆
正社員での就職・転職を希望する18歳〜28歳の方々
経験・学歴不問でフリーター、中卒、高卒、大学中退、大学卒業後(既卒)、海外留学から帰国後、就職浪人、
公務員試験からの民間企業就職への切り替え、短期離職、第二新卒(就業後3年以内の離職)、中途、
キャリアアップの転職など幅広い経歴の方