【簿記1級】独学か通学か?決める上で考慮すべきこと

【これから勉強を始める人向け】簿記1級の学校を選ぶ2つのポイントと独学におすすめのテキスト1選

これから簿記1級を目指す上で、

独学にするか通学にするか
どっちが自分にあっているの?

と言うお悩みはないでしょうか?

この記事では簿記1級・全経上級ホルダーが、

独学にするか通学にするかを決める上で大切なポイント

についてまとめました。

独学と通学の違い

突然で申し訳ございませんが、

勉強をする上でアウトプットが大切

という話しを聞いたことがありませんか?

一般的に勉強をする上で、

適切なインプットとアウトプットの比率は3:7

と言われています。そのため、

通学であったとしても7割は自分で頑張らなければ合格できません。

つまり、独学か通学かは、

この3割を自分でやるか教えてもらうかの違い

と言うことです。

選ぶポイント

独学か通学かを選ぶポイントは、

インプット3割を効果的効率的に行うため
学費を払う価値があるのか

というところです。つまり、

  • 価値を感じられるのであれば通学
  • 価値を感じられないのであれば独学

が良いと言うことで、

唯一の正解はなく価値観の問題

です。

独学と通学の共通点

日商簿記1級には、

  • 簿記のルールに大きな変更がない
  • 簿記検定は歴史ある試験である

という特徴があります。つまり、

合格するためのノウハウはある程度確立している

ため、

学校で使われるテキストと市販されているテキストにあまり違いはありません。

現に大手予備校では、授業で使っているテキストを市販しています。

関連記事

通学のメリット

合格するためには、

繰り返し勉強する必要

があります。そして、通学であれば、

授業に出席するだけで最低1回転分の勉強はさせてもらえる

ため、

導入時期に挫折し辛い

というメリットがあります。

  • 1人で勉強することが不安
  • 勉強を続けられるか不安

な人には通学が向いていると思います。

そして、通学には他にも

  • 受験生の中での自分の位置を知ることができる
  • 試験に関する最新の情報・傾向を教えてくれる

と言うメリットがります。

簿記1級の合格率は10%前後

です。

周りの受験生を見渡して

  • 自分が上位10%に入っているのか
  • 上位10%とどのくらいの距離があるのか

を知ることで、

合格圏内の人との距離を知ることができます。

周りに受験生がいると言うのは独学では得られないメリットです。

独学のメリット

独学の特徴は、

  • 自分の好きな時に好きな場所で勉強できる
  • お金がかからない

と言うことです。

勉強時間について

  • 勉強をする習慣がまだなく、
  • 自分で勉強することに不安がある

のであれば通学の方が勉強時間が確保できることもありますが、

自分を律して勉強ができるのであれば、

  • 通学時間もなく
  • 学費のためにバイトする必要も無く
  • 授業の待ち時間も無い

ため、独学の方が物理的には勉強時間を多く確保できます。

お金について

独学最大のメリットは

お金がかからないこと

です。

一般的に市販されている物では、

テキストと問題集を全部合わせても2万円から3万円以内

で揃えることができます。

通学では授業料として10万円~20万円程度かかる

他、通学のための

  • 交通費
  • 飲み物代・食事代

といったお金がかかります。

授業の度にかかる飲み物代や食事代って意外と高いんですよね。。。

まとめ

総じて、

独学通学
導入期挫折しやすい挫折し難い
試験情報自分で探す必要がある学校から教えてもらえる
お金2~3万円10~20万円+交通費他
勉強時間自分のペース学校のペース
独学・通学のメリット・デメリット

上記を比較衡量して決めていくと言うことです。

そして、通学と決め、学校を選ぶ場合、簿記1級の先に、

公認会計士や税理士等の目標がある

のであれば、

公認会計士や税理士講座に対応した学校(例えば、TACや大原)

を選んだ方が良いと思います。

簿記1級の通学をしつつ、

公認会計士や税理士試験に関する情報も集められる

ためです。

なお、社会人の方は、

通学することで国から補助金がもらえる

ケースがあるため、

事前に学校の資料に目を通しておく

ことがお勧めです。