
こんにちは、カリタです!
どんなバイトがおすすめですか?と言うご質問を頂くことがあります。
結論と申し上げると、会計士試験勉強中にバイトはおすすめできません。
バイトで稼げるお金は1,000円前後だと思いますが、当然バイトしている時間は勉強できません。
仮に試験に落ちてると
- 1年間分の予備校代
- 1年間分の受験中の生活費
- 将来一年長く会計士として働けた機会損失
と、デメリットが大きすぎるためです。
私は、学生時代、奨学金制度をフルに利用していました。とは言え、借金はしてまで勉強することはリスキーでおすすめは出来ませんし、諸事情でバイトせざるを得ないことも理解できます。
と、言うことで、今回は上記を踏まえた上で
- バイトを決めるための大切な3つのポイント
- 特におすすめできないバイト
- おすすめのバイト
についてまとめていきます。
バイト先を決める大切な3つのポイント
勉強と両立させるバイトを決める上で大切な3つのポイントは下記の通りです。
- 拘束時間
- バイトするための諸経費
- 想定外の少ないバイト
下記、理由を解説していきます。
1. 拘束時間
バイト先を選ぶ上で見落としてはいけないのは、給料の発生しない時間もバイト先に拘束される時間があるという点です。
お金を稼ぐためには、表示上の時給よりも、1時間当たりの稼ぎ=給料÷拘束時間が大切です。
拘束時間とは、勉強できなくなる時間と考えることができます。それは、例えば、下記の様な時間です。
- バイトしている時間
- 通勤時間
- 準備時間
- バイトの疲れから回復する時間
そのため、
- 通勤時間がどの程度か
- 時給の発生しない拘束時間がないか
- 肉体の疲労、二日酔い等から回復する時間
等についても事前に確認が必要です。
2. バイトするための諸経費
バイトをするために、
- 交通費
- 飲料・食事代等
- 衣服・クリーニング代
- 書籍代
等、バイトするために発生する費用が無いかを事前に確認しておいた方が良いと思います。
通勤は必ず必要になるため、
- 交通費の支給の有無
- 定期券の範囲内でバイト先であるか
は特に大切なポイントです。
また、学校が終わってからバイト先に直行する場合には、飲み物やご飯をどうするのか?といった問題があります。
- 賄いの有無
- 賄がある場合にはその値段
も交通費と同じく、バイトするたびにかかる費用であり、バイト選びを失敗しないために非常に大切なポイントです。
服装については一般的にはあまり気にする必要はありませんが、例えば、
- バイトするために服装や靴の指定があるのか
- 日常的にクリーニング代を負担をする必要があるのか
については事前に確認しておいた方が良いと思います。
つまり、そのバイトをしなければかからない費用については、バイトで稼げるお金から差し引いて考える必要があると言うことです。
3. 想定外の少ないバイト
バイトでは人間関係が重要ですが、仲間意識が高すぎるバイト先は、
- 急な飲み会
- 急なシフトの変更
等、色々なことが断り辛くなり勉強に支障をきたす恐れがあります。
バイト先には色々な人がいて、中には、生活の中心がバイトになっている人達もいます。
決してそのような人達を否定するわけではありませんが、同じレベル感でバイトに臨むと学業に支障をきたす恐れがあります。
自分の都合を優先して働けるバイト先がおすすめです。
特におすすめできないバイト
飲食店
飲食店のバイトはおすすめできません。
仕事内容が身近で、特に一人暮らしの学生は賄いがあるからと安易に飲食店に飛び込んでしまう傾向がありますが、正直なところ、学生時代に飲食店をバイト先に選んだ人で短期合格している人に会ったことがないです。
飲食店はバイト先での人間関係が密接なことが多いですが、あまりいい影響・刺激を受けないことが多いです。
何より疲れます。
会計士試験に臨むと言うことは、3,000時間~5,000時間以上勉強すると言うことで、それだけ勉強にかけると言うのは社会一般的には特殊な状態で周りから理解は得られにくい環境です。
勉強しない人達が周りにいると、勉強以外の誘惑が多くなり勉強に関して悪い影響がでやすいため、余計な人間関係で悩まないためにも辞めておいた方が良いと思います。
勉強を始めて見るとわかりますが、本当に、勉強以外のことで悩んでる余裕はないです。(笑)
何事も経験は無駄にはならないかもしれませんが、飲食店でのアルバイト経験は対してプラスにならないため、わざわざ選ぶ必要も無いでしょう。
おすすめのバイト
家庭教師
準備時間を含めると拘束時間がながくなるため賛否両論あると思います。
しかし、お金をもらって知っていることを支払い人に教える経験と言うのは、公認会計士試験合格後に、
- セミナー
- 講師
をする際にプラスになりますし、
- 会計事務所
- 税理士事務所
で働く場合にも、会計や税務の知識のない顧客とやり取りをすることになります。
わからない人にわかりやすく説明することはとても良い経験だと思います。
単発・短期集中型
単発・短期集中型のバイトであれば、バイト都合ではなく自分都合で働くことができます。
また、単発のバイトでは、
- 1日単位で
- すぐに
- 簡単に
始められるものもあります。
短期集中型のバイトでは、直前期は一切バイトに入らず合格発表までの間等に一気に稼ぐことができるため、直前期にバイトのことを気にしなくて良く気が済むまで勉強することができるため、
- 気持ちの切り替えが苦手な人
- 一気集中型の人
には特におすすめです。