【簿記1級】棚卸減耗費

簿記一級棚卸減耗費

こんな方におすすめ

  • 工業簿記・原価計算を勉強している人
  • 棚卸減耗費の処理が知りたい人
  • 簿記1級合格を目指す人

棚卸減耗費とは?

減耗とは、減る・減らすことを言います。

つまり、棚卸減耗費とは、帳簿上記載されている棚卸資産(材料・仕掛品・製品など)が紛失・盗難など何らかを理由により、現物がなくなった際に使用する勘定です。

 

棚卸減耗費の原則処理

費目別計算においては,原価要素を,原則として,形態別分類を基礎とし,これを直接費と間接費とに大別し,さらに必要に応じ機能別分類を加味して,たとえば次のように分類する。

直接費

直接材料費

  • 主要材料費(原料費)
  • 買入部品費

直接労務費

(略)

間接費

間接材料費

  • 補助材料費
  • 工場消耗品費
  • 消耗工具器具備品費

(略)

間接経費

(略)

  • たな卸減耗費

出典:原価計算基準 第二章 一〇費目別計算における原価要素の分類

原価計算基準の原価要素の分類の例示によると、

材料費は、直接材料費・間接材料費に分類されますが、

棚卸減耗費は、間接経費に分類されます。

したがって、棚卸減耗費が生じた際には、

直接材料費・間接材料費から、間接経費への振替が必要になります。

 

棚卸減耗費の例外処理

非原価項目とは,原価計算制度において,原価に算入しない項目をいい,おおむね次のような項目である。

(略)

(二)異常な状態を原因とする価値の減少,たとえば

1 異常な仕損,減損,たな卸減耗等

出典:原価計算基準 第一章 五 非原価項目

異常な棚卸減耗については、間接経費として処理される通常の棚卸減耗と異なり、

原価計算基準の原価範囲に含めないとされています。

原価計算基準の原価範囲に含まれない為、商業簿記に従い処理を行うことになります。

実務上、会社の経理規定等に従い、営業外費用や特別損失などにより処理されます。

メモ

試験では、問題文の指示に従い処理することになります。

 

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