【簿記1級】材料消費量の計算

簿記一級講座材料消費量の計算

こんな方におすすめ

  • 実際原価計算・費目別計算を勉強している人
  • 材料消費量の計算について知りたい人
  • 簿記1級合格を目指す人

材料費の計算

(一)直接材料費,補助材料費等であって,出入記録を行なう材料に関する原価は,各種の材料につき原価計算期間における実際の消費量に,その消費価格を乗じて計算する。

出典:原価計算基準 第二章 一一 材料費計算

材料費は、

実際の消費量×その消費価格=材料費

として計算されます。

つまり、材料費を計算するにあたっては、

  • 消費量
  • 消費価格

の2つをどのように計算するのかがポイントになります。

この記事では、消費量の計算についてまとめています。

 

消費量の計算

(二)材料の実際の消費量は,原則として継続記録法によって計算する。ただし,材料であって,その消費量を継続記録法によって計算することが困難なもの又はその必要のないものについては,たな卸計算法を適用することができる。

出典:原価計算基準 第二章 一一 材料費計算

材料の実際消費量の計算については、

  • 原則:継続記録法
  • 例外:棚卸計算法

によるとされています。

 

継続記録法

In business and accounting/accountancy, perpetual inventory or continuous inventory describes systems of inventory where information on inventory quantity and availability is updated on a continuous basis as a function of doing business.

出典:Wikipedia - Perpetual inventory

継続記録法とは、継続して在庫数量及び状況が更新される在庫記帳方法のことを言います。

メリット

受払の都度払出を記録するので、正確な消費量を把握することができること。

デメリット

その都度、受払を記録する必要があり事務処理が煩雑であること。

ちょっと一言

実務上、在庫管理システムを導入している会社では、継続記録法による記帳が自動化されます。

数量把握のための月次実地棚卸も不要になるため、処理が簡便化されます。

 

棚卸計算法

Periodic inventory is a system of inventory in which updates are made on a periodic basis.

出典:Wikipedia - Periodic_inventory

棚卸計算法とは、実地棚卸のタイミングで更新される在庫記帳方法を言います。

メリット

払出時に記帳する必要がなく、事務処理が簡便であること。

デメリット

紛失・盗難等も払出数量に含まれてしまうこと。

ちょっと一言

継続記録法によって計算することが困難なもの又はその必要のないものについては棚卸計算法が適用されます。つまり、わざわざ別途有高帳などを作るまででもないが、全額を費用計上するには金額が大きすぎるレベルのもの(消耗品・貯蔵品など)についても棚卸計算法が使用されることがあります。

 

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